子どもたちの笑顔を思ってつくるパン
- 未希子 坂田

- 10月3日
- 読了時間: 3分
「ごはんとひとしごと」で人気の自家製パン。
ミニ食パン、フォカッチャ、ピザ、カレーパン、スイーツ系などなど、日替わりでお楽しみいただいております。
パン作りの中心となっているのは、大手パン屋で経験を積み、多種多様なパンを作ってきたスタッフ。季節に合わせたパンを、ひとつひとつ手作業でお作りしています。
そんなパン技術を活かし、この夏より「パンの受注制作」がはじまりました。
あなたのお店の食材やコンセプトに合わせた“オリジナルパン”。
季節の野菜や果物を使った「こういうパンあったらいいな」というご要望にも、できる限りお応えしています。
第一弾として始まったのが、JR西荻窪駅高架下・マイロード内にある「こどもの居場所 ネリオのこみち」での販売です。

「ネリオのこみち」が誕生したのは今年7月。
「西荻地域の『居場所』をつくるプロジェクト」としてクラウドファンディングが行われ、多くの支援が集まり、オープンしました。

学校に行けない日も、ちょっと疲れた日も、誰かと話したい日も、
だれでも、どんな子どもでも、親子でも、
好きな時にふらっと立ち寄れる居場所。
料金無料で、予約の必要もありません。
小さなお子さん連れの親子や
小・中・高校生の子どもたち
勉強したり、本を読んだり、食事をしたり
おしゃべりしたり、物思いに耽ったり
だれでものんびり好きに過ごせる場所です。
"ネリオ"とは、フィンランド語で「素敵な広場」。
子どもを真ん中に、いろいろな人が集まる広場の小道という意味が込められています。


(子どもたちがペインティングした壁)

(おもちゃやゲームで遊ぶこともできる)
「食べることを大事にしたい」と話すのは、居場所を運営する一般社団法人ピエニ・オヴィの代表、能登山さん。約30年にわたり、荻窪地域で子どもたちの支援活動を行い、2014年からは「西荻・寺子屋食堂」を開始。季節を感じながらみんなで楽しめる子ども食堂と居場所づくりを行ってきました。

(代表の能登山さん)
「ネリオのこみち」は飲食の持ち込みOKですが、能登山さんの「体にいいもの、お腹と心が満たされるものを食べさせたい」という思いから依頼があり、当店のパンを提供することになりました。

(パンがあるのは入り口横の棚)
チョコパン、あんぱんなどの甘いパン、フードバンクで提供いただく食材を使った惣菜パンなどが並びます。
子どもたちのリクエストに応えたり、親が安心して食べさせられるものを考えながら、作っています。



(子どもからのリクエスト。楽しみにしてくれているのがうれしい)

オープンから2ヶ月が過ぎ、小さなお子さんの親子連れの利用が増えてきたそう。
「中学生や高校生にも気軽に利用してほしいです。ちょっと立ち寄れる居場所になるとうれしいですね」
当店のパンの販売は、毎週火曜・金曜の二日間。
お買い物や散歩の休憩にも利用できるので、ぜひふらりと立ち寄ってみてください。
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【こどもの居場所 ネリオのこみち】
オープン:月・火・水・金・土 10:00~20:00(日・木定休)
※in the Roughのパン販売は火・金
西荻窪3丁目24(JR高架下 西荻マイロード商店街内)
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利用出来る人:乳幼児親子 小中高校生などのこども
のんびり、勉強、読書、おしゃべりもOK! 持込みの飲食もOK




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